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年齢のせいにしていない?20代の頃と今の運動量を比べてみた

20代と現在の生活で運動量の違いをイメージした女性の対比
Artwork by Iris / Karada Cafe
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私はトレーナーの勉強やヨガの勉強をしていた頃、「年齢のせいで代謝が落ちて痩せない」と話す人をたくさん見てきました。でも、その人たちの生活を聞いてみると、20代の頃とは毎日の”動く量”がまるで違っていたのです。

「20代の頃は、こんなに太りやすくなかったのに。」

30代、40代になると、そんなふうに感じることが増えてきます。

「年齢とともに代謝が落ちたから。」

そう考えるのは自然なことです。
もちろん、年齢とともに基礎代謝は少しずつ変化します。でも多くの人を見てきて、そして自分自身を振り返ってみて、「もっと大きな違い」があることに気づきました。

それは、毎日の運動量そのものが大きく変わっていることです。

目次

20代の頃は、意識しなくても動いていた

学生時代を思い出してみると、私は運動をするために動いていたわけではありません。

生活そのものが、今よりずっと活動的でした。

例えば、

20代
通学で駅まで歩くリモートワーク・車移動
教室移動や階段を使うデスクワーク中心
体育や実技の授業長時間PC作業
アルバイトで立ちっぱなし会議やPC作業
友達と買い物や遊びに出かけるネットショッピング

さらに私は体育大学だったこともあり、実技の授業も多く、自然と体を動かす時間がたくさんありました。でも、体育大学でなくても、通学や教室移動、アルバイトなど、学生時代は今より体を動かす場面が多かったという人は少なくないと思います。

特別に「運動しよう」と思わなくても、一日の終わりにはかなりの運動量になっていたと思います。

「運動不足」ではなく、「動かなくなった」

今はどうでしょう。
朝起きて、パソコンを開く。
仕事をして、お昼も自宅で済ませる。
買い物はネット。
休日も動画を見たり、家でゆっくり過ごしたり。

私の場合は、リモートワークになったこともあり極端な例かもしれませんが、20代の学生の頃や社会人なりたてのころと比較すると、便利になった分、体を動かす場面は驚くほど減っています。

私は以前、「運動不足」という言葉を聞くと、

「運動をしていないこと」

をイメージしていました。

でも今思うのは、運動不足というより、

生活の中から”動く”という時間がなくなっていた

ということです。

年齢だけのせいにすると、大切なことを見落としてしまう

もちろん、20代と40代では体は変わります。疲れやすさも、回復力も、代謝も少しずつ変化します。

でも、その変化だけに目を向けてしまうと、「もう年齢だから仕方ない」という結論になってしまいます。

一方で、「昔よりずっと動かなくなっているかもしれない」と考えると、できることが見えてきます。

これは年齢や今の生活を否定したいわけではありません。
年齢の変化と生活の変化を受け入れながら、自分で変えられる部分にも目を向けたい。
そんなふうに思っています。

運動を始める前に、まず生活を見直してみる

「運動を始めよう。」

そう思ったとき、多くの人はスクワットやランニングのやり方、ジムやスタジオを探します。

でも、その前に一度だけ、自分の生活を振り返ってみてほしいのです。

エレベーターを何回使いましたか?
車で済ませた移動はありましたか?
床に座ることはありましたか?

学生時代や20代の頃と比べて、「動く時間」はどれくらい減っているでしょう。

そこに気づくと、「運動しなきゃ」という義務感ではなく、

「少し歩いてみようかな。」

そんな気持ちが自然と生まれてくるかもしれません。

「年齢だから」だけでは終わらせたくない

「年齢のせいだから仕方ない」と思っていることって意外と多くありませんか。

でも、自分の生活を振り返ると、20代と比べると、体を動かす時間そのものが大きく減っていたことに気づくことのほうが多いと思います。

その事実に気づいてからは、「代謝が落ちた」と嘆く前に、

「今日はどれくらい動いただろう?」

と考えるようになりました。

運動を始めることももちろん大切です。
でも私は、「運動しなきゃ。」と思う前に、「今の私はどれくらい動いているんだろう?」と考えることの方が大切だと思っています。

まずは今の自分の生活を見つめてみること。
それが、体を変える最初の一歩なのかもしれません。

☕ Irisのひとこと|年齢のせいにするよりも…

昔は全然太らなかったのに…
代謝がおちたから仕方ない…
でも、比べるべきなのは年齢ではなく、毎日の過ごし方なのかもしれません。

体は、思っている以上に正直です。


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