【#01】アーユルヴェーダって何?“わたし体質”の見つけ方

今日からちょっと、“アーユルヴェーダなわたし” #01 整える(BODY & MIND)
アーユルヴェーダって何?“わたし体質”の見つけ方

こんにちは、Iris(イリス)です🌿
だいぶむかしの話ですが、ヨガの養成講座で学んでいた頃、
アーユルヴェーダにちょこっと触れたことがあるんです。
そのときは、ヴァータ・ピッタ・カパのドーシャ診断やネトラバスティなどに、驚きや興味がわき、同期の友達といろいろ楽しんでた記憶が…

最近──
アーユルヴェーダにハマっている友人と話す機会があって、
「体質って知ってる?」「今の季節、○○が乱れやすいらしいよ」なんて会話をするうちに、
ふと、あのときの興味がまたムクムクと湧いてきたんです。

そんな気づきからはじまった、このシリーズ。
“今日からちょっと”始められる、アーユルヴェーダの整え習慣を、わたし自身も楽しみながらお届けしていきますね。

アーユルヴェーダとは?

アーユルヴェーダ(Ayurveda)は、インドで生まれた5000年以上の歴史をもつ伝統医学
「アーユス=生命」「ヴェーダ=知識(学問)」という意味から、「生命の科学」とも呼ばれます。

現代の医学とは違って、未病(=病気になる前の不調)を整えることを大切にしているのが特徴です。

キーワードは「ドーシャ」|3つの体質タイプ

アーユルヴェーダの基本は、「ドーシャ」と呼ばれる3つのエネルギーバランス
わたしたちは、誰もがこの3つをすべて持っていますが、割合は人によって異なります。

💨 ヴァータ(風・空のエネルギー)

  • 活発・クリエイティブ・動きが軽やか
  • でも不安定になりやすく、冷え・乾燥が苦手

🔥 ピッタ(火・水のエネルギー)

  • 情熱的・知的・集中力がある
  • でも怒りやすかったり、イライラが出やすい傾向も

🌱 カパ(水・地のエネルギー)

  • 穏やか・安定感・愛情深い
  • でもため込みやすく、だるさ・重さを感じやすい

わたしの体質、何タイプ?セルフチェックのすすめ

まずは自分がどのドーシャが強いタイプなのかを知ることが、アーユルヴェーダの第一歩。

たとえば…

  • 朝なかなか起きられない → カパが強め?
  • 考えすぎて眠れない → ヴァータが乱れてる?
  • イライラして食欲が乱れる → ピッタが優位に?

🧘‍♀️簡易ドーシャチェック|あなたはどのタイプ?

以下の項目で**「あてはまる」ものが多いグループ**が、今のあなたの“ドーシャ傾向”かも。
(※1つに決めなくてもOK。2つ混ざっている人もたくさんいます)

今の””わたし体質”をみつけてみよう

💨【ヴァータ】タイプ(風のエネルギー)

  • □ 手足が冷えやすい・乾燥しやすい
  • □ アイデアが豊富で、好奇心旺盛
  • □ 睡眠が浅く、夜中に目が覚めやすい
  • □ 不安や心配で頭がいっぱいになることがある
  • □ 忙しいと食事や睡眠が乱れがち

🌿バランスが崩れると:便秘・疲れ・不安定感
🌿整えるヒント:温める・リズムある生活・オイルケア

🔥【ピッタ】タイプ(火のエネルギー)

  • □ 負けず嫌いで頑張り屋さん
  • □ ついカッとなりやすい(あとで自己嫌悪)
  • □ 食欲旺盛・空腹に弱い
  • □ 肌トラブルや胃の不調が出やすい
  • □ 汗っかきで、夏はちょっと苦手

🌿バランスが崩れると:イライラ・炎症・消化不良
🌿整えるヒント:冷やす・リラックス・ミントやコリアンダー

🌱【カパ】タイプ(水のエネルギー)

  • □ 穏やかで、ゆったりマイペース
  • □ 一度決めたことをずっと続けられる
  • □ 朝が弱く、起きるのがつらい
  • □ 体が重だるく感じることが多い
  • □ 食べすぎるとすぐに太りやすい

🌿バランスが崩れると:むくみ・やる気ダウン・消化不良
🌿整えるヒント:動く・温める・スパイスで代謝UP

📝 判定の目安

  • ✔ いちばんチェックが多かったタイプが、今のあなたに強く現れているドーシャ
  • ✔ 季節や生活リズムによって変化することもあるので、定期的にチェックするのも◎
  • ✔ どれか1つに当てはめなくてもOK!ミックス型もぜんぜんアリ♡

「整える」ってどういうこと?

ドーシャは偏りすぎると不調のサインになります。
だからアーユルヴェーダでは、「自分の今の状態に気づく」ことがとっても大切。

たとえば…

ドーシャバランスが崩れると…整えるヒント
ヴァータ不安・冷え・便秘などあたためる、規則正しく、オイルケア
ピッタイライラ・肌トラブル冷やす、リラックス、ミント系ハーブ
カパだるさ・重さ・やる気減代謝を上げる、動く、スパイス活用

「乱れてるかも?」と気づいたときこそ、セルフケアのチャンス♡

アーユルヴェーダは“がんばらない”整え習慣

アーユルヴェーダって、ストイックな生活をするためのものではありません。

からだやこころの声にやさしく耳をかたむけて、
今の“わたし”に合う整え方を選ぶことがいちばん大切。

今日から少しだけ、“アーユルヴェーダなわたし”をはじめてみませんか?

💬 Irisのひとこと|「知ること」が、いちばんのセルフケア

わたし自身、ピッタが強めな体質。
ちょっと頑張りすぎてイライラしたり、胃が疲れやすかったりするのもそのせいかも…と気づいたら、
ミントティーをゆっくり飲んだり、スマホを手放して夜風にあたってみたり。

「何かを変える」より、「気づいてみる」ことが、ほんとうの整え習慣かもしれません🌿

📝この記事のスタンスについて

※この記事では、アーユルヴェーダの基礎的な知識や生活習慣をベースに、
Irisが日々のセルフケアとして実践している内容をやさしくまとめています。
医療行為や体質診断を目的としたものではありません。
「なんだか心地よさそう」「試してみたい」と感じたものがあれば、ぜひご自身の体調や生活リズムに合わせて取り入れてみてくださいね🌿

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