バッグの中身、いつの間にか増えていない?毎日持ち歩くものを見直す小さな習慣

出かける前にバッグを持ち上げて、「あれ、こんなに重かったかな?」と思うことはありませんか。
お財布、スマートフォン、鍵、ハンカチ。
必要なものを入れているだけのつもりなのに、いつの間にか荷物が増えている。
バッグの底には、以前もらったレシートや、何となく入れたままの小物。
ポーチを開けると、リップや目薬、ヘアゴムなどがいくつも出てくることもあります。
どれも、入れたときには必要だと思ったものばかり。だからこそ、何を減らせばいいのか迷ってしまいます。
最近は小さなバッグやスマホショルダーも人気ですが、誰もが少ない荷物で出かけられるわけではありません。
仕事でパソコンを持ち歩く日もあれば、外出先で必要なものが多い日もあります。
念のために持っているものが、安心につながることもあるでしょう。
バッグの中身を整えることは、必ずしも荷物を減らすことではありません。
今の自分に必要なものを、使いやすい状態で持ち歩くこと。
今回は、毎日使うバッグの中身を少し見直して、外出を快適にするための小さな習慣について考えてみます。
目次
バッグの中身は、どうして少しずつ増えていくのだろう
バッグの中身が増えるのは、一度にたくさんのものを入れるからとは限りません。
外出先でもらったもの。
その日だけ必要だったもの。
何かあったときのために入れたもの。
こうした小さなものが、少しずつ積み重なっていくことがあります。
たとえば、雨が降りそうだから折りたたみ傘を入れる。
乾燥が気になるからハンドクリームを追加する。
髪を結びたくなるかもしれないからヘアゴムも入れる。
どれも自然なことです。ただ、その日のために入れたものが、翌日も、その次の日もバッグに残っている。気づけば、いつも持ち歩く荷物になっていることがあります。
「念のため」と「いつも必要」は分けて考える
バッグの中身を考えるとき、意外と大きいのが「念のため」という気持ちです。
寒くなるかもしれない。
急に雨が降るかもしれない。
外出先で必要になるかもしれない。
そう考えると、あれもこれも持っておきたくなります。
もちろん、備えておくことで安心できるものもあります。特に、常備薬や衛生用品など、個人の事情によって必要なものは無理に減らす必要がありません。
以前、からだカフェでは、外出先での備えについて「防災ポーチ、何を入れる?」という記事で詳しく考えました。
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今回見直したいのは、そうした大切な備えとは別に、何となくバッグに残っているものです。
最近使ったかどうか。
今日の予定に必要かどうか。
その視点で確認するだけでも、持ち物の整理がしやすくなります。
バッグを替えるたびに、小物が増えることも
仕事用のバッグと休日用のバッグを使い分けている人も多いでしょう。バッグを替えるとき、必要なものを移し替えるのが面倒で、同じような小物をそれぞれに入れておくことがあります。
ハンカチ、リップ、充電ケーブル、エコバッグ。
どちらのバッグにも入れておくと便利ですが、いつの間にか同じものを何個も持っていることもあります。
それが悪いわけではありません。ただ、どのバッグに何が入っているのか分からなくなると、出かける前に探し物をする原因にもなります。
バッグごとに必要なものを決めておくと、準備が少し楽になりそうです。
バッグの中身を全部出して、使う場面を考えてみる
バッグの整理をしようと思ったら、最初におすすめしたいのは、中身を一度全部出してみることです。
普段使っているバッグでも、何が入っているかを正確に把握していないことがあります。
ポケットの奥に入ったレシート。
使いかけのティッシュ。
忘れていたヘアクリップ。
予備として入れた小物。
ひとつずつ取り出してみると、意外なものが見つかるかもしれません。
「いつも使う」「予定によって使う」「今は使わない」
全部出したら、まずは大まかに分けてみます。
いつも使うもの
スマートフォン、財布、鍵など、外出時に欠かせないもの。
予定によって使うもの
充電器、折りたたみ傘、仕事用の資料など、その日の外出内容によって必要になるもの。
今は使わないもの
期限が過ぎたクーポン、不要なレシート、以前の外出で使った小物など。
ここで大切なのは、捨てるものを探すことではありません。今の自分にとって、どのくらい必要なのかを確認することです。
使わないものでも、思い出があって残しておきたいなら、家で保管すればいい。毎日は使わなくても、外出先で必要になるものなら、そのまま持ち歩いても構いません。
バッグの中身を見直すことは、持ち物を否定することではないのだと思います。
レシートや紙類は、ためこむ前に確認する
バッグの中で増えやすいもののひとつが、レシートや紙類です。
買い物をしたときのレシート。
お店でもらった案内。
何となく受け取ったチラシ。
その場では必要でも、帰宅後は使わないことがあります。
ただし、返品や保証、経費精算などに必要なレシートもあります。そうしたものは、捨てずに決まった場所へ保管しておきましょう。
必要なものと不要なものを分けるだけでも、バッグのポケットがすっきりします。
ポーチの数より、必要なものをすぐ取り出せることが大切
バッグの整理に便利なのがポーチです。細かなものをまとめられるので、バッグの中で小物が散らばるのを防げます。
でも、ポーチが増えすぎると、今度はどこに何が入っているのか分からなくなることがあります。
リップを探して、ひとつ目のポーチを開ける。
入っていないので、別のポーチを開ける。
そんなことになったら、せっかくの収納も少し不便です。
よく使うものほど、取り出しやすい場所に
バッグの中身を整えるときは、収納することだけでなく、取り出す場面を考えてみるとよさそうです。
たとえば、スマートフォンや交通系ICカード、ハンカチなど、外出中に何度も使うもの。こうしたものは、バッグの奥にしまうよりも、取り出しやすい場所にあるほうが便利です。
一方で、充電ケーブルや予備の小物など、頻繁には使わないものは、ポーチにまとめてもよいでしょう。ただし、財布や鍵などの貴重品は、取り出しやすさだけでなく、防犯面にも配慮したいところです。バッグの外側の開いたポケットなど、落としたり盗まれたりしやすい場所は避けておきましょう。
ポーチは用途別に分けても、ひとつにまとめてもいい
ポーチの使い方に、決まった正解はありません。
身だしなみ用品、衛生用品、デジタル用品など、用途ごとに分けると便利な場合があります。反対に、小さなバッグなら、ひとつのポーチにまとめたほうが使いやすいこともあります。
ポーチの中身が見えやすいものを選んだり、よく使うものだけを小さなポーチに入れたり。自分が迷わず取り出せることを優先したいですね。
収納用品を増やす前に、今あるものを見直す
バッグの中を整理しようと思うと、新しいポーチやバッグインバッグが気になることもあります。もちろん、便利な収納用品を取り入れるのもひとつの方法です。
ただ、ポーチや仕切りを増やすことで、かえって荷物が重くなったり、収納場所が複雑になったりすることもあります。
まずは今あるポーチで十分かどうかを確認してみる。それでも使いにくいと感じたら、必要なものを選ぶ。その順番でも遅くはありません。
バッグの重さが気になるなら、中身だけでなく持ち方も
バッグを持ち上げたときに重いと感じたら、中身を減らすことを考えがちです。でも、同じ荷物でも、バッグの形や持ち方によって負担の感じ方は変わります。
片方の肩に掛けるバッグ。
斜め掛けのショルダーバッグ。
両肩で背負うリュック。
それぞれに使いやすさがあります。
バッグそのものが重いこともある
中身を整理したのに、あまり軽くならない。
そんなときは、バッグ本体の重さが影響しているかもしれません。革製のバッグや、金具が多いデザイン、しっかりした構造のバッグなどは、本体にも重さがあります。
もちろん、デザインが気に入っているなら、それを楽しむことも大切です。ただ、長時間歩く日や荷物が多い日には、軽いバッグを選ぶなど、予定に合わせて使い分けるのもよさそうです。
いつも同じ肩に掛けていない?
重いバッグをいつも同じ肩に掛けていると、片側に負担が集中しやすくなります。肩に掛ける位置をときどき変える、荷物を持つ時間を短くするなど、持ち方を工夫することもできます。また、パソコンや書類など、どうしても荷物が重くなる日は、両肩で背負えるリュックなどを選ぶ方法もあります。
肩や首に痛みが続く場合は、持ち方だけで解決しようとせず、必要に応じて医療機関へ相談してください。
バッグの見た目だけでなく、その日の荷物に合っているかを考えることも大切です。
仕事の日と休日で、バッグの中身を変えてみる
毎日同じものを持ち歩く必要はありません。仕事の日と休日では、必要なものが違います。
パソコンが必要な日。
近所へ買い物に行くだけの日。
友人と出かける日。
予定に合わせてバッグの中身を変えることで、必要以上に荷物を持たずに済むこともあります。
毎日使うものだけを、ひとまとめにしておく
バッグを使い分ける人なら、どのバッグにも必要なものをまとめておく方法があります。
財布や鍵など、毎日使うものを入れた小さなポーチやバッグインバッグを用意する。バッグを替えるときは、そのまま移すだけ。これなら、必要なものを移し忘れる心配も少なくなります。
ただし、すべてをひとまとめにする必要はありません。バッグの形や使い方によっては、それぞれの定位置を決めておくほうが便利なこともあります。
自分が準備しやすい方法を選びたいですね。
「今日は持たなくていいもの」を考えてみる
外出前に、何を持っていくか考えることはあります。でも、反対に「今日は持たなくていいもの」を考えることは、意外と少ないかもしれません。
近所への買い物なら、大きな充電器は必要ないかもしれない。短時間の外出なら、普段の大きなポーチではなく、リップだけで十分かもしれない。
もちろん、必要なものは人それぞれです。大切なのは、持ち物を減らすことを目的にしないこと。その日の予定に合わせて選ぶことです。
バッグの中身を整える、小さな習慣
一度バッグを整理しても、使っていればまた中身は増えていきます。だからといって、毎日全部出して確認する必要はありません。
帰宅したときに、不要なレシートを取り出す。
使い終わったものを戻す。
翌日使わないものは、バッグから出しておく。
それくらいなら、無理なく続けられそうです。
帰宅後の30秒だけ、バッグを見てみる
帰宅してバッグを置いたら、少しだけ中身を確認してみます。
今日もらったレシートはないか。
使い終わったティッシュはないか。
明日持っていく必要のないものはないか。
ほんの短い時間でも、ためこまない習慣につながります。
ただ、疲れている日は無理に整理しなくても大丈夫です。週末に一度見直すだけでも、十分だと思います。
定位置が決まっていると、探す時間が減る
バッグの中で鍵が見つからない。
リップを探して、ポーチをいくつも開ける。
そんな小さな探し物も、毎日のことになると少し面倒です。よく使うものの場所を決めておくと、取り出すときに迷いにくくなります。
鍵は内側のポケット。
ハンカチは取り出しやすい場所。
小物は決まったポーチ。
きれいに並べることより、使いやすい場所にあること。それがバッグ整理のいちばんの目的なのかもしれません。
持ち物を減らすより、自分に合った中身を選びたい
バッグの中身を見直してみると、自分が何を大切にしているのか、少し見えてくることがあります。
身軽に出かけたい人。
外出先でも困らないように、いろいろ備えておきたい人。
お気に入りの小物を持ち歩くことで、気分が上がる人。
どれも、その人らしいバッグの中身です。SNSなどで見かける、きれいに整理されたバッグの中身は参考になります。でも、同じようにする必要はありません。
小さなバッグに必要最低限のものだけを入れることが、すべての人にとって快適とは限らないからです。
むしろ、荷物が多くても、必要なものがすぐに取り出せて、持ち歩くことが負担になっていなければ、それで十分かもしれません。
バッグの中身は、毎日の暮らしに合わせて変わっていくもの。今の自分に必要なものを選び、使いやすい場所にしまう。それだけで、出かける前の準備や外出先での小さなストレスが、少し減るかもしれません。
次にバッグを持ち上げたとき、もし少し重いと感じたら。中身をひとつずつ見ながら、「これは今の私に必要かな」と考えてみるのもよさそうです。
☕ Irisのひとこと|バッグの中身にも、その人らしさ
人のバッグの中身を見るのって、ちょっと楽しいですよね。
思いがけないものが入っていたり、同じものを持っていたり。
何を持ち歩くと安心するかにも、その人らしさが出る気がします。
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