冬の朝は、どうしてこんなに布団が恋しいんだろう。
外はまだ薄暗くて、体も気分も“スイッチ”が入りづらい季節。
そんなときこそ、“光の力”を味方にする朝習慣を取り入れてみてください。
ほんの数分の光浴びと深呼吸で、体のリズムが整い、自然と心も軽くなっていきます。
冬の朝に起きづらくなる理由
●日照時間の減少
冬は日の出が遅く、朝に光を浴びる時間が短くなります。
この“朝の光不足”が、体内時計を後ろにずらしてしまい、起きづらさの原因に。
●メラトニンとセロトニンのリズム
光が足りないと、眠りのホルモン「メラトニン」が長く分泌され、
逆に“やる気ホルモン”であるセロトニンの働きが鈍くなります。
結果、朝になっても頭がぼんやり、体が重い…という状態に。
●冷えによる代謝低下
気温の低下で血流が滞り、体温も下がるため、
起きてもエンジンがかかりにくく感じるのです。
光を味方にする“冬の朝ルーティン”
🌤 ① カーテンを開けて、3分の「光浴」
起きたらまず、カーテンを開けて自然光を取り込みましょう。
たとえ曇りでも、外の明るさは室内照明の数倍の光量があります。
顔に光が当たるだけで、脳が「朝だ」と認識し、セロトニン分泌がスタート。
ぼんやりしていた頭が少しずつ冴えていきます。
☕ ② 白湯を飲んで、体を温める
朝の冷えは代謝を落とす原因に。
ぬるめの白湯をゆっくり飲むことで、内臓から温まり、血流が巡りやすくなります。
🌿 ③ 窓際で深呼吸ストレッチ
光を浴びながら、肩を回したり背伸びをしたり。
「吸う」ときに光を取り込み、「吐く」ときに夜の疲れを手放すようなイメージで。
たった1分でも、呼吸が整うと気持ちが切り替わります。
朝の“光の環境”を整えるアイデア
💡1. 間接照明を朝用モードに
暗い部屋で起きると、体内時計がリセットされにくいので、
朝だけ少し明るめの照明を使うのもおすすめ。
スマートライトでタイマー設定しておくと、自然に“夜明け”を演出できます。
🌞2. 光目覚まし時計を取り入れる
太陽の光に近い波長のLEDを使った“光目覚まし時計”は、
朝が苦手な人の強い味方。
アラームよりも穏やかに、自然と体が目覚めます。
🌸3. 植物を窓際に置いてみる
植物は光を浴びることで葉が開き、空気も浄化してくれます。
朝日を感じる小さな緑の動きが、心にも“朝のリズム”を運んでくれます。
休日の朝は“光のブランチタイム”を
平日とは少し違う、光と一緒に楽しむ朝時間をつくってみましょう。
- カーテンを全開にして、あたたかい窓際で朝食をとる
- 休日はお気に入りのマグで、光を感じながらゆっくりコーヒーを飲む
- 軽くストレッチやヨガをして、体をゆるめる
小さな光の習慣が、1週間のリズムをリセットしてくれます。
冬の朝を心地よくする工夫
- 目覚めのスマホチェックをやめる
- 寝る前にカーテンを少し開けておく(朝日が入りやすい)
- 朝の音楽を決めておく(同じ曲を流すと“朝スイッチ”が入りやすい)
- 寝室に温かい間接照明を取り入れて、起床時のギャップを少なく
💡光・音・香りの3つを組み合わせると、冬でも起きるのが心地よくなります。
💬 Irisのひとこと|“光は、いちばんやさしい目覚まし。”
朝の光を感じると、自然と深呼吸ができる。
その数分で、1日のテンションが変わってくるんです。
起きるのがつらい日も、“光を浴びるだけ”から始めてみてくださいね。









