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慌ただしい1日が終わるころ、気づけば頭もからだもパンパンになっていませんか?
そんなときにこそ意識したいのが、“夜の整え習慣”。
アーユルヴェーダでは、夜は「カパ(Kapha)」の時間帯。
穏やかに、静かに、そしてゆるやかに休息へと向かうための“ととのえスイッチ”を入れる時間です。
今回は、そんな夜時間をもっと心地よく過ごすための
アーユルヴェーダ的セルフケアをご紹介します🌙
ゆるめることが、癒しのスイッチ
夜は、1日がんばった「わたし」に“お疲れさま”を伝える時間。
特に、ヴァータ(風のエネルギー)やピッタ(火のエネルギー)が優勢になりがちな方は、頭が休まらず、眠りが浅くなることも。
そんな日は、深呼吸して「今ここ」の自分に戻ってみましょう。
スマホやTVから少し距離をとるだけでも、からだと心がほっと緩みます。
夜の整えポイント|アーユルヴェーダ的 3つの習慣
① 足湯や湯船で“下半身から温める”
アーユルヴェーダでは、冷え=ヴァータの乱れとされます。
夜は特に下半身が冷えやすく、そこから不眠やだるさにつながることも。
🌿おすすめ:
・寝る前に10分の足湯
・ぬるめのお風呂に精油(ラベンダー・サンダルウッドなど)をプラス
② オイルでセルフマッサージ(アビヤンガ)
「今日の疲れ、今日のうちに。」
ごく少量のセサミオイルやアーモンドオイルで、首・肩・ふくらはぎなどにやさしく塗るだけでもOK。
血行が促され、安心感が高まりやすくなります。
🌿体質別おすすめ:
- ヴァータ:セサミオイルでしっかり温めて
- ピッタ:ココナッツオイルでクールダウン
- カパ:スパイス系オイルやドライブラッシングで代謝UP
③ “寝る前1時間”のスマホおやすみルール
脳を刺激するブルーライトや情報の洪水は、ヴァータやピッタを刺激してしまいます。
🌿おすすめ:
・部屋を暗めにして間接照明に
・ノートに気づきや感謝を書き出して「今日を手放す」
夜時間におすすめのハーブ&飲み物
- ラベンダーティー(リラックス)
- アシュワガンダ(ストレス対応力を高める)
- ホットミルク+ターメリック(ヴァータ・ピッタの鎮静)
※冷たい飲み物はNG。からだを冷やしてしまいます。
💬 Irisのひとこと|夜は“やさしさ”でととのえよう
夜は、からだもこころも「やさしく扱ってほしい」と願っている時間帯。
がんばった自分に、「今日もありがとう」と伝えるように整えてあげると、
翌朝のすっきり感がまるで違ってきます♡
どんな一日だったとしても、夜はまっさらな“リセットタイム”。
アーユルヴェーダの視点を少し取り入れるだけで、眠りの質も、明日へのエネルギーも変わっていきますよ。
📝おわりに
※この記事では、アーユルヴェーダの基礎的な知識や生活習慣をベースに、
Irisが日々のセルフケアとして実践している内容をやさしくまとめています。
医療行為や体質診断を目的としたものではありません。
「なんだか心地よさそう」「試してみたい」と感じたものがあれば、ぜひご自身の体調や生活リズムに合わせて取り入れてみてくださいね🌿
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