暑い日が続くと、つい冷たい飲み物やひんやりスイーツに手が伸びがち。
でも、気づけばなんとなく「おなかが冷えてる」「疲れが抜けない」…そんな不調を感じることはありませんか?
実は、夏こそ“あたたかいもの”を意識的にとることが、からだの内側から整える秘訣だったりします。
今回は、そんな“夏のあたため習慣”について、理由と実践アイデアをご紹介します。
夏に「冷え」が起きるのはなぜ?
冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来する夏は、意外と体温調節が難しい季節。
さらに、冷たい飲み物・アイス・サラダ中心の食事など、“冷やす要素”が重なってしまうと、内臓が冷えやすくなってしまいます。
✔ 胃腸のはたらきが弱る
✔ 自律神経が乱れやすくなる
✔ 手足が冷たくなる
✔ だるさ・疲労感が続く
こんな「夏の冷え」は、知らず知らずのうちに起きていることも。
だからこそ、日々の食事で“ちょっとだけあたたかい”を意識してみることがポイントなんです。
「あたたかいもの」が夏に効く理由
からだを内側から温めることで…
- 胃腸のはたらきが整う
- めぐりがよくなる
- 汗をかくことで体温調節がスムーズに
- リラックスしやすくなる(副交感神経優位に)
一時的に涼しく感じる「冷たいもの」も、摂りすぎは逆効果になることもあります。
一方、じんわり温まる食事は、冷えによる不調をやさしくケアしてくれる味方です。
今日からできる♡“夏のあたため食習慣”3つ
① 朝は「白湯」からスタート
起きてすぐ、冷たい水よりも、白湯や常温のお茶を選んでみましょう。
内臓を起こし、めぐりをサポートしてくれる“やさしい一杯”に。
🫖おすすめ:白湯、しょうが紅茶、ルイボスティーなど
② 食事の“汁もの”をプラス
冷たい麺類やサラダ中心の日でも、みそ汁やスープなど温かい汁ものを一品添えるだけで、内臓がほっとします。
🍲夏野菜のお味噌汁、トマトとたまごの中華スープ、しょうが入り鶏スープなど
③ 夜は“温活”ごはんでリセット
帰宅後は、お腹がホッとする煮物やお鍋、温野菜などを取り入れて。
寝つきにもつながる「副交感神経」を高める効果も。
🥢例:湯豆腐、なすの煮びたし、しょうが入り豚汁など
「冷えないからだ」は、夏の心地よさにもつながる
暑さをしのぐには冷たいもの…と感じがちですが、冷やしすぎはかえって不調のもとに。
“あたたかいもの”は、単に体温を上げるだけでなく、からだのバランスをととのえてくれる存在です。
おいしく、やさしく、自分をいたわる食習慣として
「夏のあたたかいもの」、ぜひ楽しんでみてくださいね。
💬 Irisのひとこと|冷たいだけが、正解じゃない♡
冷たいスイーツやアイスも、もちろんごほうび!
でも「あったかいものが、こんなに心地いいなんて…」と感じる瞬間が、夏にもあるんです。
“自分の中のちいさな声”を大切にして、食事でもここちよい選択をしていけたらいいですね。