「あれ、またささくれができてる…」
「最近、手がガサガサで恥ずかしい」
そんな悩み、ありませんか?
手は顔と同じくらい人に見られているパーツ。名刺を渡すとき、お会計のとき、スマホを操作するとき──ふとした瞬間に、手元って意外と見られているんですよね。
特に秋冬は空気が乾燥して、手荒れやささくれが起こりやすい季節。水仕事やアルコール消毒で手はどんどん乾燥していきます。
でも大丈夫。手荒れ対策は「洗う・塗る・守る」のシンプルな習慣で、驚くほど変わります。
今回は、手荒れやささくれを防ぐための”正解ルーティン”を詳しくお伝えしますね。
手荒れが起こる3つの原因
まず知っておきたいのが、なぜ手は荒れやすいのか、ということ。
1. 手の皮膚はもともと乾燥しやすい
手のひらや指には、実は皮脂腺がほとんどありません。顔には皮脂でバリアを作れても、手は自力で潤いをキープしにくい部分なんです。
2. 日常生活で手の油分が奪われる
- 手洗い・食器洗い
- アルコール消毒
- 洗濯・掃除などの家事
- 紙や布に触れる摩擦
こうした行動のたびに、手の表面の皮脂膜が削られて、バリア機能が弱まります。
3. 年齢とともに皮脂量が減る
30代を過ぎると、皮脂の分泌量が徐々に減少。若い頃と同じケアでは、追いつかなくなるのがアラフォー世代なんですよね。
つまり、**手は”顔よりも乾燥しやすくて、守られにくいパーツ”**ということ。だからこそ、意識的にケアすることが大切です。
手荒れ&ささくれを防ぐ正解ルーティン
では、ここからが本題。毎日の習慣にしたいハンドケアの基本をステップごとに解説します。
STEP1:洗うときは”やさしく短く”が鉄則
手荒れ対策の第一歩は、洗いすぎない・刺激を与えないこと。
【洗い方のポイント】
- お湯の温度は32〜35℃のぬるま湯で
- 石けんは低刺激タイプを選ぶ
- 泡で包み込むようにやさしく洗う
- タオルはゴシゴシせず、押さえるように拭く
熱いお湯や強い洗浄力の石けんは、必要な皮脂まで奪ってしまいます。「落とす」よりも「守る」意識で、やさしく洗うことを心がけてみてください。
STEP2:保湿は”タイミング”がすべて
手荒れ対策の要は、なんといっても保湿。そして、そのタイミングがとても重要です。
【保湿の正解タイミング】
- 手を洗った直後に塗る(水分が残っているうちに)
- 外出先でもこまめに塗る(ミニサイズを携帯)
- 夜寝る前にたっぷり塗る(バームやシアバター系がおすすめ)
「あとで塗ろう」と思って放置すると、あっという間に乾燥が進んでしまいます。洗ったらすぐ塗る、をクセにしましょう。
【おすすめの保湿成分】
- セラミド(バリア機能を補う)
- ヒアルロン酸(水分を抱え込む)
- グリセリン(肌をやわらかくする)
- シアバター・ホホバオイル(油分で保護する)
成分表示をチェックして、これらが入っているものを選ぶと効果的ですよ。
STEP3:指先まで丁寧にケアする
ささくれや爪まわりのガサガサ、気になりますよね。実は指先は手の中でも特に乾燥しやすい部分なんです。
【指先ケアのポイント】
- ネイルオイルを爪のまわりに塗る(甘皮の乾燥を防ぐ)
- ささくれは絶対に引っ張らない(悪化します!)
- 小さなハサミで根元からカットする
- 週1回、甘皮をやさしく押し上げて整える
ハンドクリームを塗るときも、指先・爪まわりまでしっかり塗り込むことが大切。ここまでケアできると、ぐっと印象が変わります。
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もっと美しい手になる+αの習慣
基本のルーティンに慣れてきたら、こんな習慣もプラスしてみて。
1. 家事のときは手袋を
洗い物や掃除のときは、綿手袋+ゴム手袋のダブル使いがおすすめ。洗剤や摩擦から手を守ってくれます。
2. ナイトケアで集中保湿
寝る前にたっぷりハンドクリームを塗って、シルク手袋や綿手袋をして寝ると、翌朝のしっとり感が全然違います。週に2〜3回でもOK。
3. 週末にハンドマスク
スペシャルケアとして、週末にハンドマスクを取り入れるのもおすすめ。パック感覚で楽しめて、気分もアップします。
4. 内側からのケアも忘れずに
ビタミンE、ビタミンC、鉄分、オメガ3系オイルなど、血行や肌の再生をサポートする栄養素を意識して摂ると、手肌の回復が早まります。
シーン別・ハンドケアのコツ
オフィス編
空調で乾燥しやすいオフィスでは、デスクにミニサイズのハンドクリームを常備。PC作業の合間にひと塗りするだけで、乾燥をかなり防げます。
外出先編
アルコール消毒の後は、必ず保湿を。ポンプ式ではなくチューブタイプを携帯すると、バッグの中でかさばらず便利です。
就寝前編
一日の終わりは、ハンドケアをリラックスタイムに。ラベンダーやカモミールなど、香りのあるクリームを使うと、心まで癒されます。
美しい手は”大人女子の品格”
手は、年齢や生活習慣が出やすいパーツ。だからこそ、きちんとケアされた手は「品格」として相手に伝わります。
特別なことをする必要はありません。「洗う・塗る・守る」を繰り返すだけで、手は確実にやわらかく、美しくなります。
その積み重ねが、あなたの印象をさらに素敵にしてくれるはずです。
💬 Irisのひとこと|手は“やさしさの象徴”
やわらかく整った手って、自分に触れるときも、人に触れるときも、やさしさを伝えてくれる気がします。だからこそ、大人女子の手こそ、毎日のひと手間で大切にしてあげたいですよね♡









