雨の音を聞いていると、なんだか静かな気持ちになる日ってありますよね。
だけど、空がどんよりしていると気分もふさぎ込みがちで、
「やる気が出ない…」「何もしたくない…」と感じることもあるかもしれません。
そんな日こそ、“手を使う”ことが心に効くって知っていますか?
手を動かすと、心が動く
実は、脳と手はとっても深くつながっていて、
手を使う作業をすると**脳内の神経伝達物質(セロトニンやドーパミン)**が活性化するといわれています。
集中して“手を動かす”ことによって、
・気分転換になる
・不安や焦りが落ち着く
・「今ここ」に意識が戻る
など、自律神経や感情のリズムを整える効果も期待できます。
雨の日におすすめ♡ 手を動かす3つの時間
① 無心になれる「ぬり絵」タイム
ぬり絵というと子どもの遊びのように思われがちですが、
いま、大人のぬり絵が“心のリセット”にぴったりと注目されています。
選ぶ色、塗る順番、力加減。
ひとつひとつが“自分の感覚”に集中する時間。
🌼おすすめのぬり絵テーマ:
- 花や植物のモチーフ(癒し効果◎)
- 幾何学模様やマンダラ(瞑想に近い効果)
- 季節の絵柄(今なら紫陽花や傘なども♡)
ぬり絵ノートは、100円ショップや文具店でも手に入りますし、
無料ダウンロードできるPDF素材も多数あります。
② 自分と向き合う「手帳」時間
雨音が静かに響く時間は、心を落ち着けて「手帳と向き合う」のにもぴったり。
✔ 今日の気分を3色で表す
✔ モヤモヤを書き出して整理
✔ 6月の“やりたいこと”をのんびりプラン
など、決まりはなくてOK。
自分の“気分色”や“キーワード”を手で書くことで、
頭の中がスーッと整っていく感覚が味わえます。
③ 夢中になれる「小物づくり」
刺しゅう、編み物、キャンドルづくり、アロマワックス…
手間ひまをかけて何かを作る時間って、それだけで心が豊かになりますよね。
・好きな素材に触れる
・五感が満たされる
・少しずつ“完成”に近づく楽しさがある
小さくてもいい。
「つくる」って、それだけでとっておきのセルフケアなんです。
雨の日は、お気に入りの音楽やアロマをそえて、
“手を動かす”だけの1時間を過ごしてみませんか?
ふれて、つくって、整えて。
気分がのらないとき、「気持ちをどうにかしよう」とするのは案外むずかしいもの。
でも、手を動かすだけで、心のスイッチが変わることは、実はよくあるんです。
・スマホをおいて
・深呼吸して
・好きな色や素材にふれる
その流れだけでも、なんとなく整ってくるのが不思議。
雨の日は、“外”ではなく“内側”に集中できるチャンスかもしれませんね。
💬 Irisのひとこと|雨の日は、“心の手当て”時間に
晴れの日よりも、
雨の日って「内なるわたし」に目が向きやすい気がします。
なんだか気分が乗らない日も、
手を動かしてみたら、少しずつ気持ちがやわらいでいたり。
そんな“小さな変化”に気づくことって、とてもやさしい習慣だなと思うのです。
“心の手当て”をするみたいに、
自分のために使う、ていねいな時間を、雨の日こそ大切にしてみませんか?


