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冬の“女性ホルモンバランス”を整える|冷え・ストレス期のセルフケア

暖かい部屋でホットドリンクを手にリラックスしている女性 BODY & MIND|整える
Illustration by Iris / Karada Cafe
BODY & MIND|整える

冬になると、理由はわからないけれど
「気分が落ちる」「イライラしやすい」「眠りが浅い」
そんな“こころの揺れ”を感じていませんか?

実は、冬は 女性ホルモンが繊細になりやすい季節 です。

気温の変化・日照不足・運動量の低下・冷え・ストレス…。
30〜40代の女性は、季節の影響を受けやすく、冬に体調や気分の波が大きくなりやすいと言われています。

冬になるとPMSが強く出たり、なんだか気分がモヤモヤしやすい時期があると、友人女性から聞くことがあります。

女性ホルモンは、環境・自律神経・ストレスととても関係が深く、体をあたため、心を緩める習慣を少しプラスするだけで、冬の過ごしやすさが驚くほど変わるそうです。

この記事では、冬に揺らぎやすい女性ホルモンをやさしく整える“冬のセルフケア” をご紹介します。

冬は“女性ホルモンが揺らぎやすい季節”

● 冷えで血流が落ちる
女性ホルモンは血流と深く関わり、冷えが強いと、巡りが悪くなり“自律神経が乱れやすい状態”に。

● 日照不足で気分が下がりやすい
光が少ない冬は、脳のリズムが乱れやすく、PMS・PMDDが強く感じられる人も。

● 冬は運動量が減る
体を動かす機会が減り、血流が滞りやすい。

● 年末年始や年度末でストレスが増える
“忙しさと寒さ”が合わさることで心の負担が大きくなることも。

冬の女性ホルモンケアは、難しい知識よりも “あたためる+ゆるめる” がキーワードになります。

冬の“女性ホルモンバランス”を整えるセルフケア

ここからは、今日から取り入れやすいケアを具体的にご紹介します。

① 冷えをゆるめる“お腹・腰まわりの保温”

女性ホルモンに関係する臓器(卵巣・子宮)は、
冷えにとても敏感。

● 冬こそ温めたい場所

  • 下腹部
  • お尻
  • 太ももの付け根

● おすすめの保温アイテム

  • 腹巻き
  • ひざ掛け
  • ブランケット
  • ホットパック
  • 湯たんぽ

特に、湯たんぽは“深部体温を心地よく上げる”ので冬にぴったり。

② “骨盤まわりの巡り”をよくするやさしい動き

女性ホルモンは血流と筋肉の柔軟性に関係します。
冬は硬くなりがちな骨盤周りをゆるめると、気分もラクに。

● 3分でできるケア

  • 骨盤を左右にゆらす
  • ひざ抱えストレッチ
  • お尻ほぐし
  • 下腹の軽い呼吸(腹式呼吸)

● おすすめ

“骨盤ゆらし”
背中を丸めて座り、骨盤を左右にゆっくり揺らすだけ。
血流がじんわり広がり、腰〜下腹の緊張が取れていく感覚があります。

③ 冬のストレス期に効く“やさしい深呼吸”

寒い季節は自然と呼吸が浅くなりがち。
呼吸が浅いと、自律神経が“緊張モード”に入りやすくなります。

● 夜の深呼吸(1分でOK)

  1. 背中を丸めず座る
  2. 鼻から4秒吸う
  3. 口から6秒長く吐く
  4. これを4セット

“吐く”を長くすることで、副交感神経が働きやすくなり、
ホルモンのリズムも整いやすくなります。

④ 冬の女性ホルモンにやさしい“食べ方”

ホルモンバランスは食生活にも深く関係します。

● 積極的にとりたい栄養

  • 鉄分(赤身肉・ほうれん草・ひじき)
  • ビタミンB群(卵・豚肉)
  • オメガ3脂肪酸(サーモン・くるみ)
  • 発酵食品(味噌・甘酒・ヨーグルト)
  • マグネシウム(ナッツ・海藻類)

● 温かい汁ものを1日1回

冷えによるホルモンの乱れを防ぐために、
“内臓を温める食事”が冬は特におすすめ。

⑤ 冬のメンタルを守る“Hormone-friendly”習慣

女性ホルモンは、メンタルと直結しています。
冬は心が落ち込みやすいため、小さな癒し習慣が効果的。

● 意識しやすいことから…

  • 夜は予定を入れすぎない
  • SNSを早めに閉じる
  • ぬるめのお風呂で頭を空っぽに
  • 香りを軽く焚く(ラベンダー・ゼラニウム)
  • “完璧にやろうとしない”

気分の波がある日は、できることだけで十分です。

⑥ 冬の睡眠は女性ホルモンの味方

睡眠不足はホルモンリズムを大きく乱します。

● 冬の睡眠ポイント

  • 就寝前1時間はスマホオフ
  • 部屋の照明を暖色に
  • 湿度40〜60%にする
  • 眠れない時は深呼吸を3回だけ

冬は「眠りの質」がホルモンの安定を支えてくれます。

⑦ 女性ホルモンの波と“向き合う”やさしい姿勢

30〜40代になると、女性ホルモンのゆらぎは自然なこと。
完璧に整えることをゴールにせず、
心と体の変化に気づくこと が何より大切です。

  • 冷えが強い日
  • 気分が落ちる日
  • 集中できない日
  • 腰が重い日

そんな日は、無理に頑張らず、
“ゆるく過ごす選択”をしてあげてください。

まとめ

冬は冷え・光不足・ストレスが重なり、
女性ホルモンが揺らぎやすい季節。

  • お腹の保温
  • やさしいストレッチ
  • 深い呼吸
  • 温かい食べ方
  • 静かな夜の過ごし方

こうした小さな積み重ねが、
女性ホルモンをやさしく支えてくれます。

💬 Irisのひとこと|“冷えに寄り添う”だけで、冬はもっとラクになる

がんばりすぎない、小さなセルフケアを味方にして、冬をやさしく乗り越えていきましょうね♡


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