「最近、なぜかすぐ疲れる」
「夜になっても気持ちが落ち着かない」
「予定が詰まってるわけじゃないのに、心が重たい」──。
そんなふうに感じること、ありませんか?
それはもしかしたら、**「がんばりすぎてるサイン」**かもしれません。
仕事も家のことも、ちゃんとこなしてる。
でもふとした瞬間、こころの声にふたをしていることに気づく。
がんばることは素敵だけど、
**「今、わたしが必要としているもの」**に気づく時間も、もっと大切にしていいんです。
今回は、「がんばりすぎ」のサインに気づくための5つのヒントをお届けします。
① 呼吸が浅くなっている
何かに集中しているとき、ストレスを感じているとき、
無意識に呼吸が浅くなっていることがあります。
「気づいたら、呼吸してなかったかも…」
そんな瞬間が増えたら、からだからの小さなSOSかも。
おすすめは、“吐くことからはじめる深呼吸”。
吐く息を長めにするだけでも、副交感神経が優位になってリラックスしやすくなります。
② 予定の前に“ため息”が出る
カレンダーを見た瞬間、
「…ふぅ」とため息をついている自分に気づいたら、注意サイン。
楽しい予定のはずなのに、気乗りしなかったり
「やらなきゃ」ばかりが増えているときは、
“休むタイミング”が見失われていることが多いです。
ため息が多くなったら、予定の“引き算”も視野に。
③ 寝る前のスマホがやめられない
疲れているのに、ベッドに入ってもスマホが手放せない。
動画やSNSをぼーっと見て、夜ふかししてしまう。
これは、**「脳の疲れを気づかせないようにする行動」**でもあります。
「今日がんばったな」
「ちょっとがんばりすぎてたかも」
そう自分に声をかけて、スマホのかわりに深呼吸や軽いストレッチを。
④ 小さなことでイライラする
洗い物が溜まっている。
LINEの返信が返ってこない。
ちょっとした言葉に反応してしまう──。
こういうとき、自分を責めるのではなく、
「今、わたしのキャパが限界に近いのかも」と受け止めてみてください。
怒りやイライラは、“こころが疲れてます”というサインでもあります。
⑤ 「何もしない」が怖く感じる
空白の時間に、罪悪感を覚えてしまう。
ソファに座っても、「何かしなきゃ」と落ち着かない。
実はこれも、がんばりすぎのサインのひとつです。
「何もしない」時間は、からだと心の充電時間。
心がいつも“稼働中”だと、休息モードに切り替えるのが難しくなります。
まずは1日1分から。
ぼーっとする時間を、自分にプレゼントしてみてください。
🌙 わたしに、やさしく気づいてあげることから。
「がんばってる私に、気づいてあげる」
それだけでも、心は少しずつほどけていきます。
完璧じゃなくていい。
休むことも、甘えることも、遠回りも、全部“わたしらしさ”の一部。
そんなふうに、自分の声を聞いてあげられる時間が、
明日の「がんばれる私」につながっていく気がします。
💬 Irisのひとこと|がんばり屋さんの「やさしい引き算」
わたし自身、「がんばる」ことがクセになってるタイプでした。
でも、自分を苦しくしてるのも自分だって、ある日気づいたんです。
がんばることは大切。
でも、がんばりすぎないことも、同じくらい大切。
今日の私は、ちょっと「引き算」を意識して過ごしてみようかな。


