年が明けると、「今年こそ」という言葉が、思った以上に重く感じることがあります。
目標を立てたほうがいい。
決めたほうが前に進める。
そんな空気に触れるほど、気持ちが置いていかれるように感じる朝もあります。
「変わりたい」は、前向きな気持ち
何かを変えたいと思うのは、今の自分がダメだからではありません。
もっと楽になりたい。
少し軽くなりたい。
そんな自然な願いから、変わりたいという気持ちは生まれます。
だから、本来は前向きで、やさしい感情のはずです。
それでも、1月は疲れやすい
1月は、気持ちのスタートと、体の状態が噛み合いにくい時期です。
寒さが続き、日照時間も短い。
生活リズムも、完全には戻りきっていません。
そんな中で、「今年の目標」をしっかり決めようとすると、気づかないうちに力が入ってしまいます。
目標が、重く感じるとき
目標を書き出そうとして、手が止まる。
やる気がないわけではないのに、考えるだけで少し疲れる。
それは、怠けているからでも、意志が弱いからでもありません。
今は、決めるより、感じるほうが必要なタイミングなのかもしれません。
1月は「決めない」という選択もある
1月は、一年の方向を決める月でなくても大丈夫です。
何を目指すかより、今どんな状態か。
何ができるかより、何に疲れているか。
そんなことを、静かに確認する時間にしてもいい。
目標は、体と気持ちが少し整ってからでも、遅くありません。
決めなくても、止まるわけではない
目標を立てないと、前に進めない気がするかもしれません。
でも、立ち止まることと、止まってしまうことは違います。
整える時間は、次に動くための準備でもあります。
焦らずに過ごした1月が、結果的に一年を楽にしてくれることもあります。
小さな確認だけで、十分な日もある
今日は早く眠れたか。
少し体が楽になったか。
それだけを確かめる日があってもいい。
大きな目標がなくても、日々はちゃんと積み重なっています。
1月は、余白を残して始める
新しい年の始まりを、ぎゅうぎゅうに詰め込まなくていい。
余白を残したまま、少しずつ動き出す。
そんなスタートも、十分に意味があります。
目標を立てない選択は、何もしないという意味ではありません。
自分の状態を確かめることも、大切な一歩だと思っています。


