「冷房でだるい日」に。背中〜腰を温める“ゆるストレッチ”習慣

「冷房でだるい日」に。背中〜腰を温める“ゆるストレッチ”習慣 動く(FITNESS)
Illustration by Iris / Karada Cafe

気温は高いのに、からだがなんだかだるい…。
汗をかくはずの夏なのに、背中やお腹がひんやりしている気がする──

そんなときは、「冷房冷え」によるインナーだるさかもしれません。

冷たい空気は、皮膚表面だけでなく、内臓のまわりや背中・腰まわりにもじんわり冷えをためこんでしまうもの。

だからこそ、“あたためる”ケアと“ゆるめる”ストレッチで、
からだの中からぽかぽか巡る感覚を取り戻してあげるのがとっても大切なんです。

今回は、Irisが夏によくやっている
「背中〜腰をじんわりあたためる、ゆるストレッチ習慣」をご紹介します🌿

1. 背中の“カチコチ”をゆるめる|タオルで肩甲骨ほぐし

冷房の効いた部屋でPC作業やスマホばかりだと、
気づけば背中(とくに肩甲骨まわり)がカチコチに。

血流が滞ってしまうと、そこから内臓の冷えや倦怠感につながることも。

そんなときは、バスタオル1枚でOK!

🧺やり方:

  1. バスタオルをくるくると巻いて筒状にする
  2. 床やヨガマットに横になり、タオルを背中の中央(肩甲骨の下あたり)にセット
  3. 両手をバンザイの形で上げ、深呼吸を3回
  4. そのままゆっくり左右に肩をゴロンゴロンと揺らす(30秒)

🌙Irisのおすすめ:
お風呂あがりの体が温まったタイミングでやると、より深く伸びて心地いいです♪

2. 内臓から温める|腰〜お腹のゆるツイスト

夏の冷えで意外と冷たくなるのが、お腹まわり(とくに腸)
内臓が冷えると、便秘や消化不良・免疫力低下の原因にもつながってしまいます。

🔄やり方(ベッドの上でもOK):

  1. 仰向けに寝て、両ひざをそろえて曲げる
  2. 両手を広げて、ひざをゆっくり右に倒す
  3. 首を反対側(左)に向けて、深呼吸を3回
  4. 左右交互に30秒ずつ

🌿Irisのワンポイント:
腰やお腹が硬いと感じる日は、倒しきらず“途中でキープ”でもOK。
ねじれとともに、内側からじんわり温まる感覚を楽しんでみてください♡

3. 下半身の冷えを逃がす|膝抱えゆらゆら

デスクワークや立ちっぱなしで脚の血流が悪くなると、
腰〜下腹の冷えだるさに直結することも。

そんなときは、シンプルに**「膝を抱える+ゆらす」**だけ。

🤲やり方:

  1. 仰向けで寝て、両ひざを胸の方に抱える
  2. 両腕で足をぎゅっと包み、リラックス
  3. ゆっくりと左右にゆらゆら(30〜60秒)

💡ポイント:
呼吸とともに揺れることで、緊張していた腰・背中がふわっとゆるみます。
疲労感の強い日は、この動きだけでも◎!

💬 Irisのひとこと|「あたためること」って、すごくやさしい

夏なのに“あたためる”って、一見ちょっと不思議。
でも、からだの中は案外冷えていることが多いんです。

ストレッチで筋肉が動くと、
自然と血流もよくなって、体温が内側からぽかぽかと。
その変化って、からだだけじゃなくて“気持ち”にも効いてくるんですよね。

疲れた日、冷えた日、だるさが抜けない日。
1分でもいいから、自分の背中や腰にやさしい時間をつくってみてくださいね。

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