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真っ青な空を見上げる時間|船舶免許を取った理由

真っ青な空の下でボートに乗り水しぶきを浴びながら空を見上げている女性
Artwork by Iris / Karada Cafe
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毎日を過ごしていると、気づかないうちに頭の中がいっぱいになります。
やること、考えること、連絡、予定。空を見上げる余裕さえ、あまりない日もあります。整えようと思って深呼吸をしても、どこか思考が残っている。

そんな日常とはまったく違う時間があります。それが、海の上で真っ青な空を見上げる瞬間です。

私は船舶免許を持っています。でも、免許そのものがほしかったわけではありません。欲しかったのは、「完全に解放される時間」でした。

目次

真っ青な空の下で、何も考えていなかった

きっかけは、ヤマハ発動機主催のマリンイベントに参加させていただいたことでした。
各種マリンアクティビティを体験できましたが、小型の船で水面を走るクルージングは心躍りました。

エンジンの振動。
勢いよく上がる水しぶき。
強い風。

そして、真っ青な空。

午前中の空は、青が澄んでいて、輪郭のはっきりした真っ白な雲が浮かんでいました。
視界が抜けるような青。

水しぶきが顔に当たるたびに、少し冷たくて、でも気持ちよくて、思わず目を細めます。その瞬間、私は何も考えていませんでした。

仕事のことも、やることも、未来の予定も。ただ、風と水と空を感じている。

怖さはなく、解放されている感覚。
日常では感じない高揚感がありながら、心はとても静かでした。

「待っていても機会は来ない」と気づいた

周りに船を持っている人はいません。
船舶免許を持っている人もいません。

つまり、誰かに誘われなければ、この非日常感に出会える機会はほとんどない。
あの時間は、たまたまもらった特別な機会でした。

でも、あの空を、あの爽快感を、もう一度味わいたいと思いました。

待っていても、きっと次はなかなか来ない。
だったら、自分で機会をつくろう。

それが、船舶免許を取った理由です。

実際に調べてみると、思っていたよりもハードルは高くありませんでした。
短期で取得できるコースもあり、オンラインで講習をうけれたり。船はレンタルすることもできます。

特別な人だけの世界ではないと知ったとき、少し世界が広がった気がしました。

非日常は、整える力を持っている

日常の中で整える方法はいくつもあります。
呼吸、ストレッチ、香り、静かな時間。

でも、海の上の解放感は、少し質が違います。

視界が大きくひらく。
空が圧倒的に広い。
体に風と水が直接触れる。

思考が入り込む余地がない。

それは、無理にリセットしようとしなくても、自然と整っていく時間でした。

毎日でなくていい。
でも、一度でもあの感覚を知っていると、日常の見え方が少し変わります。

空を見上げたとき、あの青を思い出す。風が吹いたとき、水しぶきの感触を思い出す。それだけで、少し肩の力が抜ける。

冬は乗らない。それでも、春になると思い出す

冬は寒すぎて乗りません。
ここ数年は、なかなか乗る機会もつくれませんでした。

でも、春が近づくと、自然と思い出します。

真っ青な空。
真っ白な雲。
太陽に反射しキラキラする水面。
顔に当たる水しぶき。
少し青臭い水と風の香り。

今年は、たくさん乗りたいと思っています。

非日常は、遠くにあるものではなく、自分で選び取るものなのかもしれません。

船舶免許は、そのための手段のひとつ。本当にほしかったのは、解放される時間でした。

船から青い空を見上げるたびに思います。
私は、こういう時間を持っていたかったのだと。

そしてまた、日常に戻る。

戻れるからこそ、非日常は特別で、非日常があるからこそ、日常も少しやさしく感じられるのかもしれません。

今年の春は、どんな空が広がるでしょうか。また、あの心躍る瞬間を楽しみにしています。


免許をとるきっかけをくれた、ヤマハ発動機さんのページはこちらです🍀


☕ Irisのひとこと|空の色を思い出せる場所

真っ青な空を、ただ見上げるだけの時間。 何も考えていなかった瞬間を、私は大切にしています。 あなたにとっての“完全に解放される時間”は、どんな場所ですか。


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