こんにちは、Iris(イリス)です🌿
お風呂上がり、ボディオイルを塗るとなんだか「わたし、整ってる」感じがしませんか?
アーユルヴェーダでは、**オイルを使ったセルフマッサージ=アビヤンガ(Abhyanga)**がとても大切にされています。
乾燥・冷え・むくみ・疲れ──。
「最近なんとなく不調かも」と感じるとき、オイルで自分にふれる時間が、心とからだのめぐりを優しく整えてくれます。
今回は、そんなアビヤンガの基本と、体質別オイルの選び方、わたしなりの続け方のコツをシェアしますね♡
🌿 アビヤンガとは?
アビヤンガ(Abhyanga)は、アーユルヴェーダのセルフケアで行うオイルマッサージのこと。
肌や筋肉だけでなく、神経や内臓、こころの深いところまでめぐらせる感覚を大切にしています。
特徴は:
- 日常的にできる(週1〜毎日でもOK)
- からだ全体または一部(脚・お腹・腕など)だけでも◎
- 入浴前や入浴後、寝る前にもおすすめ
💧体質別おすすめオイル(ドーシャ別)
ドーシャ別のおすすめオイルにはいくつかの考え方がありますが、ここでは【使いやすさ・手に入りやすさ・体質とのバランス】を基準にご紹介しています🌿
実際に使いながら、「自分の肌がよろこぶもの」を見つけてみてくださいね。
ヴァータ:乾きや冷えが気になる日は、温めたセサミオイルやアーモンドオイルでほっ。
ピッタ:暑さでイライラした日は、ココナッツの香りに癒されて。
カパ:重だるい日は、少し軽めのグレープシードオイルやジンジャー入りのブレンドも◎
ドーシャ | 傾向 | おすすめオイル |
---|---|---|
💨 ヴァータ | 乾燥・冷え・不安定 | セサミオイル(白ごま油)・アーモンドオイル |
🔥 ピッタ | 熱・赤み・イライラ | ココナッツオイル・ひまわり油 |
🌱 カパ | むくみ・重さ・停滞感 | マスタードオイル・グレープシードオイル(軽めのタイプ) |
💡迷ったときは「セサミオイル(無臭)」が万人向け&使いやすい◎
※マッサージには「食用油」ではなく、スキンケア用やマッサージ用・アビヤンガ専用などをご使用ください。
肌に直接使うものなので、精製されたもの・無香タイプがおすすめです🌿
🧘♀️セルフアビヤンガの基本ステップ(全身or部分)
🌿1. オイルを温める
湯せん or 手で軽く温めて。ひんやりしない温度が目安。
🌿2. ゆっくり塗る(圧をかけすぎず、愛でるように)
- 足裏〜ふくらはぎ → 足先に向かってやさしく流す
- お腹まわり → おへそを中心に“の”の字でマッサージ
- 腕 → 手首から肩に向かってのぼるように
- 頭皮マッサージ(余裕があれば)
🌿3. 10〜20分置く(余裕があれば)
→ リラックスタイム。バスタイムと組み合わせるのも◎
🌿4. シャワーやお風呂で洗い流す
石けんなしでもOK。軽くぬるま湯で流せばOK。オイルが肌に残ってしっとりします。
💡わたしなりの「続けやすくする」コツ
- 🛁 **お風呂前の「足だけアビヤンガ」**でもOK
- 🌙 寝る前に手のひらだけマッサージ+香りでリラックス
- 🧴 オイルボトルはポンプ式・出しやすい容器にするとストレス減
- 🌸 気分でオイルに精油(ラベンダー・ネロリなど)を1滴たらしても◎
「毎日は無理」でも大丈夫。
“今日はできそう”って感じた日にちょこっとやるだけでも、すごく整う感じがします♡
💬 Irisのひとこと|「ふれることで、気づけることがある」
わたしはヴァータ×ピッタ体質。
頭がフル回転して疲れた夜に、手のひらと足だけアビヤンガすると、
気持ちがふっと緩む瞬間がくるんです。
「自分にやさしくふれる」って、
“整えよう”とする前に、「今の自分の状態」にちゃんと気づけることなんだと思います🌿
📝この記事のスタンスについて
※この記事では、アーユルヴェーダの基礎的な知識や生活習慣をベースに、
Irisが日々のセルフケアとして実践している内容をやさしくまとめています。
医療行為や体質診断を目的としたものではありません。
「なんだか心地よさそう」「試してみたい」と感じたものがあれば、ぜひご自身の体調や生活リズムに合わせて取り入れてみてくださいね🌿
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