朝、鏡を見た瞬間に、なんだか顔が疲れて見える。
そんな日が続くと、それだけで一日の始まりが少し重く感じられます。
メイクをしていないわけでもないのに、顔色が冴えない。くすんで見える。冬の朝には、そう感じやすい条件が重なっています。
くすみには、今すぐ整えられるものと、日々の積み重ねで変わるものがあります。
このページでは、朝にできる「その場で戻すケア」を中心にお伝えしていきます。
冬は、顔がくすんで見えやすい季節
冬は、顔がくすんで見えやすい季節です。
寒さで体が冷えると血流が滞りやすくなり、顔色に影響が出やすくなります。
さらに、空気の乾燥や暖房による水分不足で、肌表面のうるおいが減ると、光を反射しにくくなります。
その結果、
・顔色が暗く見える
・肌が疲れて見える
・メイクをしても冴えない
といった状態につながりやすくなります。
これは、肌質や年齢の問題というより、冬特有の環境による一時的な変化であることがほとんどです。
くすみは「隠す」より「巡らせる」
くすみが気になると、ファンデーションを厚くしたり、チークを足したくなることがあります。
でも、重ねすぎると、肌の透明感が下がって見えてしまうこともあります。
冬の血色ケアで意識したいのは、色を足すことより、血流と肌の温度。
顔色は、
・血行
・肌の水分量
・触れたときの温度
この3つの影響を受けやすい部分です。
だからこそ、「何を塗るか」よりも「どう触れるか」「どれくらい温めるか」が大切になります。
朝にできる、やさしい血色ケア
ここでは、朝の支度の流れでできるケアをお伝えします。
まずは、手の温度を使う
スキンケアを始める前に、両手をこすり合わせて、少し温めます。
その手で、頬や目元にそっと触れる。
押さずに、包み込むように。
それだけでも、顔の緊張が少しゆるみます。
両手をこすり合わせて温めることで、肌に触れたときの刺激がやわらぎ、血流が促されやすくなります。
触れる時間を、少しだけ長くする
化粧水や乳液をつけるとき、いつもより、ほんの数秒長く手を当ててみてください。
すぐに次の工程へ進まず、肌の温度が上がるのを感じる。
この「待つ時間」が、血色を引き出す助けになります。
肌に触れている時間が少し長くなることで、スキンケア成分がなじみやすくなり、肌表面の乾燥も感じにくくなります。
顔だけでなく、首元も一緒に
顔色は、首やデコルテの冷えともつながっています。
スキンケアの最後に、首元にも手を添える。
それだけで、顔全体の印象がやわらぎやすくなります。
明るく見せる=盛る、ではない
血色ケアというと、何かを足すイメージを持たれがちですが、冬の朝に必要なのは、肌を元気に見せるための下準備のようなものです。
触れて、温めて、肌の状態を目覚めさせる。
それだけで、ファンデーションののりや、顔全体の印象も変わってきます。
鏡を見る気持ちが、少し変わる
顔色が少し明るく見えると、それだけで気持ちも上向きになります。
冬の朝は、自分を厳しくチェックする時間ではなく、整えて送り出す時間。
そんなふうに、鏡との距離を取り直してみてください。
顔を触る時間は、自分を雑に扱わないためのサイン。
明るく見せるケアは、気持ちを立て直す入り口でもあります。


