人気記事ランキング【2025最新版】はこちら ≫≫≫

【免疫サポートごはん】腸から元気を育てる“発酵スープ”のすすめ

【免疫サポートごはん】腸から元気を育てる“発酵スープ”のすすめ FOOD|食べる
Illustration by Iris / Karada Cafe
FOOD|食べる

寒い季節になると、体が重く感じたり、風邪をひきやすくなったり。
そんなときこそ意識したいのが、**“腸から整える食べ方”**です。

腸は“第二の脳”とも呼ばれ、免疫細胞の約7割が集まっている場所。
日々の食事で腸をケアすることが、自然と免疫力アップにつながります。

その中でもおすすめなのが、発酵食品を使った「発酵スープ」。
体を温めながら、腸にやさしい菌を届ける一石二鳥の“免疫サポートごはん”です。

なぜ発酵スープが“免疫サポート”になるの?

● 腸のバリア機能を整える

みそや塩麹に含まれる乳酸菌・酵母は、腸内環境を整える“善玉菌”の味方。
発酵食材をスープに加えることで、腸のバリア機能が高まり、
体の中での「守る力」をサポートします。

● 温める×発酵のW効果

冷えた体は免疫機能が低下しやすいですが、温かいスープなら体の芯からポカポカ。
そこに発酵食品を合わせることで、体温と腸温の両方を高めることができます。

● 栄養吸収がスムーズに

発酵によって、たんぱく質やビタミンが分解・吸収されやすい形に。
忙しい日でも、手軽に栄養チャージができます。

基本の“発酵スープ”の作り方

🥣 材料(2人分)

  • 野菜(キャベツ・にんじん・玉ねぎなど)…150g
  • みそ(または塩麹)…大さじ1〜2
  • だし汁またはお湯…400ml
  • おろししょうが…少々
  • お好みの発酵トッピング(納豆・甘酒・キムチなど)…少量

🍳 作り方

  1. 鍋にだし汁と野菜を入れ、やわらかくなるまで煮る
  2. 火を止めて、粗熱が取れたらみそ or 塩麹を溶き入れる
  3. 仕上げにトッピングの発酵食材を加える(納豆や甘酒は火を止めてから)

💡ポイント
・発酵菌は60℃以上で壊れやすいので、“火を止めてから”入れるのがコツ。
・味噌と塩麹を合わせると、旨味とまろやかさがアップ。

目的別・おすすめ発酵スープアレンジ

目的発酵食材野菜・具材特徴
🌿 免疫サポート白みそ+しょうが大根・にんじん優しい甘さと温活効果
💛 腸内リセット塩麹+キャベツ+納豆たんぱく質+食物繊維で腸活
💆‍♀️ 美肌ケア麦みそ+甘酒豆乳・かぶ・しめじ潤いとハリをサポート
🌸 デトックスキムチ+味噌豆腐・もやし・ねぎ代謝UP&発汗効果

“発酵スープ習慣”を続けるコツ

① 火を止めてから発酵食品を加える

菌の力を生かすためには温度管理が大切。
60℃以下で混ぜるのが理想です。

② 「朝スープ」で1日をスタート

朝に発酵スープを飲むと、体があたたまり、腸が活発に動き始めます。
朝食のスムージー代わりにするのも◎。

③ ストック野菜で“無理なく続ける”

冷蔵庫にある野菜でOK。
切っておけば、5分で“菌活スープ”が完成します。

からだを整える、発酵のリズム

発酵食品は、取り入れたその日よりも“続けた時間”で変化が出やすいもの。
毎日じゃなくても、週に2〜3回でもOK。
温かいスープで腸をやさしく包み込みながら、少しずつ体を整えていきましょう。

💬 Irisのひとこと|“菌のチカラは、からだのチカラ♡”

お味噌汁や塩麹スープも、立派な“発酵ごはん”。
あたたかい一杯が、体と心のエネルギーを満たしてくれます。
忙しい日ほど、湯気の向こうでほっと一息ついてくださいね。


タイトルとURLをコピーしました