寒くなると、気づかないうちに背中がこわばっていませんか?
冬は冷えと血行不良で筋肉が縮こまりやすく、
肩こりや首のハリ、背中の重だるさを感じる人が増える季節。
でも、難しいことをしなくても大丈夫。
1日1分、ゆっくり呼吸しながら“背中をほぐす”だけで、
体の芯からじんわりとあたたまり、気分まで軽くなります。
背中のこりを感じる原因とは?
● 冷えによる血流低下
冬は外気の冷たさで血管が収縮し、筋肉が固まりやすくなります。
背中は大きな筋肉が多く、冷えの影響を受けやすい部位です。
● 姿勢のクセ
スマホやPC作業で猫背になると、肩甲骨まわりが動かなくなり、背中の筋肉が“ロック状態”に。
肩・首・腰のハリの原因にもつながります。
● 呼吸が浅くなる
背中が硬くなると、肋骨が広がりにくくなり、呼吸も浅くなります。
これが続くと、疲れやすさや自律神経の乱れにもつながることも。
1日1分でできる「背中ほぐしストレッチ」
寒い朝や、デスクワークの合間、夜のお風呂上がりにもおすすめ。
タオル1枚でもOK!すぐできる簡単ストレッチを紹介します。
🧘♀️① 肩甲骨まわしストレッチ(1分)
効果: 肩こり・背中のハリ・姿勢改善
- 両手を肩に置き、ひじで大きな円を描くように回す
- 前まわし5回、後ろまわし5回
- 肩甲骨を背中の中心に寄せる意識で
💡ポイント
背中で羽を動かすように、肩甲骨をしっかり動かすのがコツ。
呼吸を止めずに“ゆっくり大きく”が基本です。
🌿② 背中のばしストレッチ(1分)
効果: 背中の柔軟性アップ・深呼吸促進
- 座ったままでもOK。両手を組んで前に伸ばす
- 背中を丸めながら、ぐーっと腕を遠くへ
- 5秒キープ → ゆるめる → 3セット
💡ポイント
肩がすくまないように、首はリラックス。
背中の広がりを感じながら呼吸を深く。
🌙③ タオルを使った肩開きストレッチ
効果: 胸を開いて呼吸を深く、姿勢改善にも◎
- バスタオルを細く丸めて、背中の中心に縦に置く
- 仰向けになり、両腕を大きく広げる
- 深呼吸しながら1〜2分キープ
💡ポイント
デスクワークやスマホ姿勢で丸まった胸まわりを開放。
気持ちよく“伸びる”感覚を味わって。
ストレッチをするときのコツ
- 呼吸を止めずに“吐きながら伸ばす”
- 痛気持ちいい程度でOK(強く伸ばしすぎない)
- 朝は軽め・夜はゆったりめのペースで
背中の筋肉は「体の軸」。
毎日1分でも動かしてあげると、姿勢・代謝・気分まで変わっていきます。
続けるほど“姿勢美人”に
背中をほぐす習慣を続けると、姿勢が自然と整い、
首が長く見えたり、肩まわりがスッキリして見えるように。
気づけば呼吸が深くなり、冬でも“代謝が落ちにくい体”へ。
1日の終わりに、背中をやさしくゆるめてあげる時間をつくってみましょう。
💬 Irisのひとこと|“背中をゆるめると、呼吸もやさしくなる♡”
背中って、つい意識しにくいけれど、
ほぐすと気持ちもスッと軽くなる場所。
深呼吸しながら「今日もおつかれさま」と言ってあげてください。









