寒い朝、あたたかいみそ汁の湯気にほっとする瞬間。
それだけでも、心も体も少しゆるむ気がしませんか?
冬は冷えと乾燥で、免疫力が落ちやすい時期。
そんな季節にこそおすすめなのが、**「冬野菜×発酵食品」**の組み合わせ。
日常的に取り入れやすく、栄養バランスも整う“温活みそ汁”で、内側からじんわりと体を温めましょう。
冬こそ“温活みそ汁”をおすすめしたい理由
●理由① 体を芯から温める「野菜のチカラ」
冬野菜は、寒い時期でも根を張る強い生命力を持っています。
れんこん、ごぼう、大根、にんじんなどの根菜は、じっくり火を通すことで体を芯から温め、血行をサポートしてくれます。
●理由② 発酵の力で「腸から免疫アップ」
みそ、納豆、甘酒などの発酵食品には、腸内環境を整える乳酸菌や酵母がたっぷり。
腸は“第二の脳”ともいわれ、免疫細胞の約7割が集まる場所。
腸を整えることで、自然と免疫バランスが整います。
●理由③ 冷え・むくみ・便秘にも効果的
温かい汁ものは、体温を上げるだけでなく水分代謝を整えます。
冷え・むくみ・便秘など、冬特有の不調にもやさしくアプローチ。
基本の“温活みそ汁”レシピ
🥣 材料(2人分)
- 冬野菜(れんこん・にんじん・大根など)…合わせて150g
- 長ねぎ…1/2本
- しょうが(すりおろし)…小さじ1
- 発酵食品(みそ大さじ2/すりごま大さじ1/納豆1パック or 甘酒大さじ2)
- だし汁…400ml
- ごま油…少々
🍳 作り方
- 鍋にごま油を熱し、薄切りにした野菜を軽く炒める。
- だし汁を加え、中火で10分ほど煮る。
- 火を止めて、粗熱が取れたらみそを溶き入れる。
- 最後にお好みで納豆・甘酒・すりごまを加え、軽く混ぜる。
💡ポイント
・みそは沸騰させない(菌が死んでしまうため)
・仕上げに七味やゆず皮を少し加えると香りUP
おすすめの組み合わせアレンジ
| テーマ | 野菜 | 発酵食品 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ❄ 免疫アップ | れんこん+にんじん | 白みそ+甘酒 | βカロテンと乳酸菌で免疫サポート |
| 🌿 デトックス | ごぼう+大根 | 赤みそ+納豆 | 食物繊維とナットウキナーゼで腸活 |
| 💛 美肌ケア | かぶ+白菜 | 麦みそ+すりごま | ビタミンCとゴマのビタミンEで潤いキープ |
おいしさと栄養を逃さないポイント
① 火を止めてからみそを入れる
60℃以上になると、発酵菌が失活してしまうため注意。
温度を少し下げてから、やさしく溶き入れるのがコツ。
② 根菜は“じっくり加熱”で甘みアップ
時間をかけて煮ることで、自然な甘みと旨味が引き出されます。
③ トッピングで楽しむ
すりごま、刻みねぎ、糀甘酒、納豆、豆腐など。
“追い発酵”を加えることで腸内環境をさらにサポートできます。
1日1杯の“温活習慣”で冬を快適に
忙しい日も、みそ汁を1杯飲むだけで、体はぐっと温まります。
“食べるスキンケア”のような感覚で、冬の体調管理に役立ててみてください。
腸が整い、血流がよくなることで、手足の冷えや肌のくすみも自然と改善へ。
味噌の香りに包まれる時間が、心のリセットにもつながります。
💬 Irisのひとこと|“発酵のやさしさで、冬をのりきろう♡”
寒い朝ほど、あたたかいみそ汁がごほうびになります。
冷蔵庫の残り野菜でもOK! いつもの一杯を“温活スープ”に変えて、免疫力を育てていきましょう。










