良質な睡眠のための枕選び|自分に合う枕で朝の目覚めが変わる♡快眠習慣のはじめ方

良質な睡眠のための枕選び BODY & MIND|整える
Illustration by Iris / Karada Cafe
BODY & MIND|整える

一日の終わりに心と体をリセットする大切な時間──それが「睡眠」。ヨガやストレッチで体を整えるように、質の良い眠りも私たちの日々を支える重要な要素です。

「寝ても疲れがとれない」「朝起きると首や肩が痛い」「夜中に何度も目が覚める」──そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は、これらの不調の原因の多くは「枕」にあるかもしれません。

今日は、良質な睡眠を手に入れるための枕選びについて。自分にぴったりの枕を見つけて、毎朝すっきりとした目覚めを手に入れましょう♡

枕が合わないとどうなる?体に起こる3つのサイン

首・肩・背中のコリや頭痛

枕の高さが合わないと、首の自然なカーブが保てません。高すぎると首が前屈みになり、低すぎると首が反り返った状態に。この不自然な姿勢が一晩続くことで、首や肩の筋肉が緊張し、朝起きたときのコリや頭痛につながります。

寝返りの減少と血流の悪化

適切でない枕は寝返りを妨げ、同じ姿勢で長時間過ごすことになります。寝返りは血液やリンパの流れを促す大切な動作。これが減ると体の循環が悪くなり、むくみや疲労感の原因となります。

睡眠の質の低下

枕が原因で体に負担がかかると、深い眠りに入りにくくなります。浅い眠りが続くと成長ホルモンの分泌が減少し、疲労回復や美容にも影響が出てしまいます。

自分にぴったりの枕選び|4つのポイント

1. 高さ|自然な首のカーブをキープ

あお向け寝の場合
あお向けに寝たとき、首の角度が15度程度になるのが理想的。顎が上がりすぎず、下がりすぎない自然な位置をキープできる高さを選びましょう。

横向き寝の場合
横向きで寝るときは、頭から首、背骨が一直線になる高さが必要。肩幅分の高さが目安となります。

高さ調整できる枕がおすすめ
理想的な高さは個人差が大きいため、中材を調整できるタイプや、高さ違いのパーツがセットになった枕を選ぶと安心です。

2. 素材|寝心地と機能性で選ぶ

低反発ウレタン
頭や首の形にフィットし、圧力を分散。じっくり沈み込む感触がお好みの方におすすめです。

高反発ウレタン
適度な弾力で寝返りをサポート。体をしっかり支えてくれるため、横向き寝が多い方に◎

羽根・羽毛
ふんわり柔らかく、通気性に優れています。天然素材特有の調湿効果も期待できます。

そばがら
日本の伝統的な素材。通気性が良く、頭部の熱がこもりにくいのが特徴です。

パイプ・ビーズ
洗濯可能で衛生的。流動性があるため、頭の動きに合わせて形状が変化します。

3. 大きさ|安定感のあるサイズを

標準的な枕のサイズは43×63cmですが、寝返りを考えると幅60cm以上あると安心です。肩幅が広い方や寝相が気になる方は、ワイドサイズ(50×70cm)を検討してみるといいかも。

4. 寝姿勢|普段の寝方に合わせて

仰向け派
フィット感を重視し、首のカーブにしっかり沿う形状の枕を選びましょう。

横向き派
高さがあり、肩と頭の間をしっかり埋めてくれる枕が理想的。両サイドが高めになっている形状もおすすめです。

うつぶせ派
できるだけ薄めで柔らかい枕を。首への負担を最小限に抑えることが大切です。

良質睡眠をつくる枕カバーの選び方

枕本体と同じくらい大切なのが枕カバー。肌に直接触れるものだからこそ、素材選びにこだわりましょう。

通気性重視なら

コットン(綿)
吸湿性・通気性に優れ、肌触りもソフト。オールシーズン快適に使えます。

リネン(麻)
天然の抗菌効果があり、さらりとした肌触り。夏場の暑い夜にも最適です。

美容効果を求めるなら

シルク
髪や肌への摩擦が少なく、就寝中の美容ケアにも◎天然の保湿効果も期待できます。

サテン
なめらかな質感で摩擦を軽減。シルクより手頃な価格で美容効果を実感できます。

清潔さをキープするポイント

  • 最低でも週1回、できれば2〜3日に1回の洗濯を
  • 抗菌・防臭加工された素材を選ぶ
  • 枕カバーを2〜3枚ローテーションで使用

睡眠の質を高めるプラス習慣

枕選びと合わせて取り入れたい、良質な睡眠をサポートする習慣をご紹介します。

就寝前の深呼吸タイム

ベッドに入ったら、まず深く息を吸って、ゆっくりと吐く。この簡単な呼吸法だけで、副交感神経が優位になり、自然な眠気を誘います。

デジタルデトックス

スマホやタブレットのブルーライトは睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を妨げます。就寝30分前からはデジタル機器をオフにして、心を静める時間を作りましょう。

枕元アロマでリラックス

ラベンダーやベルガモット、カモミールなどのリラックス効果が高い精油を、枕元にほんの少し。嗅覚から脳に働きかけて、心地よい眠りへと導いてくれます。

寝室環境を整える

  • 室温は18〜22度
  • 湿度は50〜60%
  • 遮光カーテンで光をしっかりカット
  • 静かな環境作り

人気・おすすめ枕5選|タイプ別に厳選

ここからは、2025年最新の人気ランキングや専門家の評価を参考に、おすすめの枕をタイプ別にご紹介します。

1. 王様の夢枕|ふんわり派におすすめ

価格:約6,500円〜8,800円 独特のむにゅふわ感触で優しく頭を支える人気の枕。超極小ビーズとポリエステル綿の絶妙なバランスで、包み込むような寝心地を実現。日本製で品質も安心です。

こんな方におすすめ

  • ふんわり柔らかい寝心地が好み
  • 頭の形にフィットする枕を探している
  • 初めての枕選びで失敗したくない

2. テンピュール枕|しっかりサポート派に

価格:約15,000円〜25,000円 身体にやさしく沿い心地よくサポートするテンピュール素材を使用。NASA認定の技術で、体温や体重に反応して最適な形状に変化します。

こんな方におすすめ

  • 首や肩のコリが気になる
  • 横向き寝が多い
  • 長期間使える高品質な枕を求めている

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3. ニトリ 高さが10ヵ所調整できる枕|カスタマイズ派に

価格:約4,000円〜6,000円 ニトリからは高さ調整ができる枕が人気。10箇所の高さを細かく調整でき、自分だけの理想的な枕を作ることができます。

こんな方におすすめ

  • 枕の高さにこだわりがある
  • コスパ重視で選びたい
  • 家族で使い回したい

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4. 無印良品 カバーが洗える ふっくらまくら|バランス派に

価格:約3,990円 無印良品で以前販売していた人気の「頭を支える沈み込み過ぎないふっくら枕」の仕様を見直し、耐久性を高めたまくら。適度な弾力で頭をしっかり支えます。シンプルなデザインと手頃な価格で人気です。

こんな方におすすめ

  • 沈み込みすぎない適度な硬さが好み
  • シンプルで飽きのこないデザインを重視
  • 手頃な価格で品質の良い枕を探している

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5. ブレインスリープピロー|通気性重視派に

価格:約33,000円 各通販サイト内で高い評価を得ている話題の枕。独自の3D構造で90%以上が空気という驚異的な通気性を実現。頭部の熱がこもりにくく、快適な睡眠をサポートします。

こんな方におすすめ

  • 頭部の熱がこもりやすい
  • 最新の睡眠テクノロジーに興味がある
  • 投資として高品質な枕を選びたい

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🌙 楽天ROOMコレクション

今回ご紹介した “枕と枕カバー” のおすすめアイテムは楽天ROOMにまとめています👇

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枕選びの失敗を避けるコツ

返品・交換制度を活用

多くのメーカーが「お試し期間」を設けています。枕は、人によって理想の高さが違うため、実際に使ってみないとわからない部分が多いのも事実。購入前に返品・交換制度をチェックしておきましょう。

段階的にアップグレード

いきなり高価な枕を購入するよりも、まずは手頃な価格帯のものから試してみるのもおすすめ。自分の好みがわかってから、より高品質な枕にステップアップする方法もあります。

まとめ|理想の枕で毎朝が変わる

良質な睡眠は、健康的な体作りには欠かせない要素です。どんなにトレーニングを頑張っても、栄養バランスを整えても、睡眠の質が悪ければ効果は半減してしまいます。

今回ご紹介した人気の枕は、それぞれ異なる特徴を持っています。価格帯も幅広いので、まずは自分の予算と好みに合わせて選んでみてくださいね。

枕選びは一度きりの投資。自分の体に合った枕を見つけることで、毎日の睡眠が「ただ休むだけの時間」から「明日への活力を充電する時間」へと変わります。

体を大切にするように、睡眠時間も大切に。あなたにとって最高の枕を見つけて、心地よい眠りとすっきりとした目覚めを手に入れてくださいね。

💬 Irisのひとこと

体を動かすのが大好きな私ですが、リカバリーにはやっぱり良い睡眠が欠かせません。自分に合った枕に出会うと、朝の目覚めが驚くほど変わります。今回ご紹介した枕の中では、個人的には、ニトリの枕がお気に入り♡
でも、枕選びは本当に人それぞれ。トレーニングと同じように、睡眠も「質」を重視する時代。みなさんもぜひ、自分だけの”ごほうび枕”を探してみてくださいね♡体が喜ぶ投資だと思って、じっくり選んでみてください🌙


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