「なんだか疲れがとれない」「朝からだるい」──そんな“秋バテ”のサインを感じていませんか?
涼しくなってきたはずの季節に、頭が重い・体がだるい・眠りが浅い…といった不調が続くとつらいもの。
その原因のひとつが、“自律神経の乱れ”。
夏の冷房疲れや気温差、日照時間の変化で、自律神経はゆらぎやすくなっています。
そんな時におすすめなのが、胸を開くストレッチ。わずか1分でも、呼吸が深まり、交感神経と副交感神経のバランスをやさしくととのえてくれます。
秋バテと自律神経の関係
秋は朝晩と日中の寒暖差が大きく、体温調整を担う自律神経にとっては負担がかかりやすい季節。
さらに、夏に冷たい飲み物や冷房で冷えた体の影響が残っていると、血流も滞りやすくなります。
✔ 倦怠感が続く
✔ めまい・頭痛
✔ 気分が落ち込みやすい
✔ 胃腸の調子が悪い
こうした不調が重なった状態が、いわゆる「秋バテ」です。
胸を開くストレッチが効く理由
胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)は、デスクワークやスマホ操作で縮こまりがち。
この部分がかたくなると、呼吸が浅くなり、自律神経のバランスを崩す原因にもなります。
胸をストレッチして開くことで──
・肺が広がりやすくなり、呼吸が深くなる
・首や肩の血流がよくなる
・心が落ち着き、リフレッシュ感が得られる
つまり、1分の胸ストレッチは、体だけでなく心にもやさしい“秋バテ対策”になるのです。
自律神経をととのえる“1分胸ストレッチ”のやり方
- 姿勢を整える
椅子に浅く腰かけ、背筋をスッと伸ばします。両足は床にしっかりつけて安定させましょう。 - 両手を後ろで組む
手のひらを合わせて組み、肩甲骨を軽く寄せます。胸が自然と開いてくるのを感じて。 - 胸をひらいて深呼吸
組んだ手を少し下に引きながら、胸をぐーっと前に広げるように。鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きましょう。 - 1分キープ
呼吸を意識しながら、ゆったりとした気持ちで30〜60秒続けます。無理に反らさず、“気持ちよく胸が広がる”感覚でOK。
👉 ポイント
・肩に力を入れすぎないこと
・呼吸を止めずに、自然に続けること
いつやるのがおすすめ?
・朝、起きた後に
・仕事や家事の合間にリフレッシュとして
・夜、眠る前のリセット時間に
特に夜は、副交感神経が優位になりやすいため、ストレッチ+深呼吸でスムーズに眠りにつきやすくなります。
秋バテ対策は“毎日の小さな積み重ね”
体調がゆらぎやすい秋こそ、「1日1分」の習慣が心と体をととのえるカギ。
胸ストレッチはスペースも道具もいらず、すぐに取り入れられるのが魅力です。
お風呂上がりや寝る前にハーブティーを飲みながら、胸ストレッチで呼吸を深める──そんな夜時間を、自分へのご褒美にしてみてくださいね。
💬 Irisのひとこと|胸をひらいて、心もひらく
胸がすっと広がるだけで、気持ちまで軽くなるのを感じます。
小さなストレッチでも、心のリセットには十分なんですよ🌙