冬だけじゃもったいない。ホットカクテルで、夜の“わたし時間”をととのえる

冬だけじゃもったいない。ホットカクテルで、夜の“わたし時間”をととのえる 食べる(FOOD)
Illustration by Iris / Karada Cafe

暑い日が続く季節でも、夜になると「なんだか体が冷えてるかも」と感じること、ありませんか?
クーラーの効いた部屋や、冷たい飲みものばかりの毎日で、実はからだの奥がひんやりしていることも。

そんな夏の夜にこそ、**あたたかい“ホットカクテル”**がじんわり沁みてくれる。
香りに癒されて、体がふわっとゆるむ、大人のごほうびドリンク。
もちろん、秋冬にもぴったりなレシピばかりなので、覚えておいて損はなしです♡

今回は、おうちでかんたんに作れるホットカクテルを3つご紹介します。
1日の終わりに、自分をととのえる1杯、はじめてみませんか?

ホットカクテルってなに?

「ホットカクテル」とは、その名の通りあたたかいお酒をベースにしたドリンク
ハーブやスパイス、フルーツ、バターやはちみつなどを組み合わせて、からだを芯から温めてくれるのが特徴です。

日本では“冬の飲みもの”というイメージがありますが、実は季節を問わず楽しめます。
特に、エアコン冷えやストレスを感じやすい夏の夜にぴったり。

香りに癒されながら、リラックスした気分で眠りにつけるのも◎。

おすすめ①|スパイス香る「グリューワイン」

寒いドイツや北欧の冬に飲まれている定番ホットワイン。
赤ワインにスパイスやフルーツを加えて温めることで、香りと酸味がまろやかに
ノンアルで作りたい方は、ぶどうジュースでもOKです。

【材料(2人分)】

  • 赤ワイン:200ml
  • オレンジスライス:2枚
  • シナモンスティック:1本
  • クローブ:2〜3粒
  • はちみつ or 砂糖:小さじ1〜2(お好みで)

【作り方】

  1. 鍋にすべての材料を入れ、弱火で温める(沸騰させない)
  2. 香りが立ったら火を止めて、マグカップに注ぐだけ!

ちょっと時短したい方へ…市販のグリューワインもおすすめ!
本格的に作る時間がないときは、スパイス入りのグリューワインが市販されているので、温めるだけで手軽に楽しめます。冬の定番ですが、冷房で冷えた夏の夜にもじんわりしみる1杯です🌿

おすすめ②|ホットバターラムで夜のごほうび

カナダやアメリカで親しまれている“バター入りホットカクテル”。
ラムのコクにバターのまろやかさが溶け合って、まるで飲むスイーツのような1杯に。

【材料(1人分)】

  • ダークラム:30ml
  • バター:5g
  • ブラウンシュガー(またははちみつ):小さじ2
  • シナモン:お好みで
  • お湯:100〜120ml

【作り方】

  1. 耐熱カップにバター・砂糖・ラムを入れて軽く混ぜる
  2. 熱湯をそそいで、スプーンでよく溶かす
  3. シナモンをひとふりして完成!

おすすめ③|ホットアップルカクテル(ノンアルでも◎)

りんごのやさしい甘さとスパイスの香りが絶妙。
ノンアルでも、ラムやブランデーをプラスしても美味しい万能レシピです。

【材料(1人分)】

  • りんごジュース(果汁100%):150ml
  • シナモンスティック or パウダー:適量
  • クローブ or ジンジャーパウダー:少々
  • (お好みで)ラムやブランデー:15ml

【作り方】

  1. 鍋で材料を弱火で温める
  2. ほんのり湯気が立ったらカップに注いで完成!

わたし時間にととのえる1杯の楽しみ方

  • 🕯照明を落として、キャンドルと一緒に
  • 🎧BGMにやさしいジャズやアコースティックを
  • 📖お気に入りの本を1ページだけでも

「忙しさ」や「気疲れ」をリセットしたい夜に、
香りとぬくもりに包まれながら、“からだにやさしいお酒”でくつろぎませんか?

💬 Irisのひとこと|お酒も、あたたかさも、わたしに効かせて。

“お酒”って、気分で選ぶものでも、嗜むだけのものでもなくて。
ときには、あたためて飲むことで、からだの奥に沁みるお守りみたいな存在になる
スパイスの香りと、やさしい温度に、ほっとゆるんでくださいね🍷🌿


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