夏の胃腸にやさしい1日レシピ|朝・昼・夜で整える「ごはんのリズム」

夏の胃腸にやさしい1日レシピ|朝・昼・夜で整える「ごはんのリズム」 食べる(FOOD)
Illustration by Iris / Karada Cafe

夏になると、つい手がのびる冷たい飲み物やアイス、サラダやそうめん…。
気がつけば「なんかお腹がしんどい…」「胃がムカムカ…」と感じること、ありませんか?

実はそれ、**夏の“胃腸おつかれサイン”**かもしれません。

冷たいもののとりすぎ、冷房による内臓冷え、寝苦しさによる自律神経の乱れ…。
夏は、知らず知らずのうちに消化器系がフル稼働している季節でもあります。

そんな日は、
からだにやさしく寄り添う「1日ごはんのリズム」で整えてみませんか?

🍚 朝|“やさしく目覚める”とろ〜り葛スムージー

朝ごはんが食べにくい、という日もありますよね。
そんなときは、常温orぬるめのスムージーを“とろみつき”で。

🥣おすすめレシピ:甘酒×豆乳の葛スムージー

  • 甘酒(米麹):100ml
  • 無調整豆乳:100ml
  • 粉葛(くず粉):小さじ1
  • バナナ:1/2本(冷やしすぎないよう常温)
  • すりおろししょうが(少し)

鍋でくず粉を溶かしながら加熱し、
とろみが出たら甘酒+豆乳を加えて少し冷ましてブレンダーへ。

☝️ポイント

  • 甘酒と豆乳で腸内環境とホルモンバランスにアプローチ
  • 葛のとろみが胃の粘膜をやさしく包む

🍜 昼|“冷たすぎない”そうめんスープボウル

冷たいそうめん、つるっと食べたいけど、
胃に「キーン」としみる感じ、ありませんか?

そんな日は、**あたたかい出汁をベースにした“スープそうめん”**に。

🍲おすすめレシピ:野菜とたまごのにゅうめん風

  • 茹でそうめん:1束
  • にんじん・小松菜・しめじなど:適量
  • 溶き卵:1個分
  • だし汁:300〜400ml(かつお or こんぶ)
  • 薄口しょうゆ・塩 少々

温かい出汁に野菜と卵を入れて火を通し、
茹でたそうめんを最後に軽く加えてひと煮立ち。

☝️ポイント

  • 内臓の冷えを防ぎながら、栄養も水分も一緒にとれる
  • 卵のたんぱく質で**“午後のエネルギー”補給**にも◎

🍚 夜|“お疲れ胃腸”をやさしく癒す 白がゆ+ねり梅+湯豆腐

夜ごはんは、がんばりすぎないのがいちばん。
消化にやさしく、でも栄養があるものを。

🍱おすすめレシピ:白がゆ&梅+湯豆腐セット

  • 白がゆ:お米1/4合+水300ml(とろとろに)
  • 練り梅 or たたき梅(種なし):小さじ1
  • 湯豆腐(昆布だし):1/2丁+薬味(おろし生姜・ネギ)

☝️ポイント

  • 温かくて消化のよい“白がゆ”は胃腸の味方
  • 梅干しは殺菌効果もあり、夏バテ予防に◎
  • 湯豆腐でたんぱく質とミネラル補給

💬 Irisのひとこと|ごはんで整うって、やっぱり大事

夏って、食欲が落ちてても、
「冷たいアイスなら入る」「ジュースなら飲める」っていう日もありますよね。

でも、“なんとなくしんどい”胃腸の声に耳をすませて、
1食だけでも“やさしいごはん”を選んであげると、不思議と元気が戻ってきたりします。

1日すべてじゃなくていい。
ちょっとだけ意識を向けてあげる──それが私のセルフケアのスタートです🍽️

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